価格重視で選ぶならヒンジ式ドアのハイト系ワゴンが得策! 今、コロナ禍にあっても売れ行き絶好調なのが軽自動車。それも、背が高く、両側スライドドアを備えたスーパーハイト系軽自動車が圧倒的に売れている。2021年5月の軽乗用車販売台数ランキングでも、1位ホンダN-BOX、2位スズキ・スペーシア、3位ダイハツ・タント、6位日産ルークスという具合なのである。 では、もはやスライドドア&背高軽以外の、一般的なヒンジ式ドアを持つ軽自動車を選ぶ理由、メリットはなくなってしまったのか? といえば、そうでもない。使い方によっては、意外にも多数のメリットがあったりするのだ。 まずは価格だ。スーパーハイト系軽自動車は大空間、両側スライドドアによる乗降性の良さが魅力だが、大開口のスライドドアによるボディ剛性低下をカバーするため、開口部周りには入念な補強対策が施され、また大空間を生かした装備も満載、充実するため、価格は上昇傾向にある。 【関連記事】しょせん軽……なんてバカにする時代は終わった! 新東名の120km/h区間を余裕で走れる軽自動車6選 画像はこちら たとえば、ハイト系ワゴンのスズキ・ワゴンRは109万8900円からだが、そのプラットフォーム、基本部分を使う、ワゴンRのスーパーハイト系バージョン!? ともいえる(ちょっと乱暴だが)スズキ・スペーシアは129万8000円からと、約20万円も高い価格設定となってしまうのだ。軽自動車を価格重視で選ぶなら、室内空間の広さで十二分な、リヤヒンジ式ドアをもつハイト系ワゴンを選んだほうが得策といってもいい。 画像はこちら
ラパン 2021. 07. 06 スズキの軽自動車、アルトラパンの次期型の開発が、最終段階に近づいている。2021年度内のフルモデルチェンジ発売が見込まれる。 現行ラパン 現行型ラパンは、2015年に発売された3代目モデルである。スズキの新プラットフォームのHEARTECTは既に現行型で導入済み。これは進化を受けつつ、次期ラパンにも採用される。 搭載されるエンジンは、現行のR06A型からR06D型へと刷新される。R06D型は熱効率と実用燃費が重視された設計で、ロングストローク化により圧縮比は12. 0を達成する。また、最高出力は49ps、最大トルクは5. 9kgmと、軽自動車向けのNAエンジンとしては控えめな数値となっているが、日常的なエンジン回転域では従来のR06A型と遜色ない加速性能が発揮される。デュアルインジェクションシステム、クールドEGRといった、最新のエンジン技術も盛り込まれている。 R06D型エンジン R06D型エンジンは、ハスラーとワゴンRで先行導入され、特にハスラーでは全車マイルドハイブリッドの設定となっている。次期ラパンは、ハイブリッド専用車となるのか、あるいは低価格なコンベンショナルエンジン車も用意されるのか、このあたりは車両価格に直結する問題でもあり、今後も注視していきたい。 ラパンとワゴンRスマイル、女性がターゲットの新型軽自動車を2種類導入 次期型もラパンの車名は踏襲されるだろう。つまりウサギをテーマとしたコンセプトは変わらない。やはり女性ユーザーを強く意識した内外装デザインとなる。 また、スズキは2021年末にかけて、新型ワゴンRスマイルを発売させる計画で、こちらも女性ユーザーに好まれる車種となりそう。ワゴンRスマイルは、ダイハツ・ムーヴキャンバスの対抗で、両側スライドドアと女性ウケを狙った内外装が特徴となる。 スズキは、新型ラパンと新型ワゴンRスマイル、2種類の女性向け新型軽自動車を2021年度の終盤頃から同時ラインアップさせることになる。
内 窓 diy 木 枠, 2024